インプラント専⾨の⻭科技⼯⼠が必要な理由
インプラントには様々な部品が存在します。インプラントとかぶせものを接合するネジ、インプラントの⾓度を補正するためのパーツ、型取りをするためのパーツなどそれぞれ太さや⻑さ、形状の違いがあり、部品だけで数百種類にも及びます。⻭科医師、⻭科技⼯⼠ともにこれらを適切に使い分ける知識や経験が必要になってきます。インプラントとご⾃⾝の⻭の⼤きな違いは⻭根膜の有無です。天然の⻭の周りには⻭根膜というクッションがあるため、50ミクロン程度動きます。⼀⽅インプラントは⾻と癒着して全く動かないため、かぶせものの適合が少しでも悪いとインプラントが⼊らなかったり、歪んだ状態で⼊ったりします。かぶせものが歪んだ状態で⻑期的に使⽤していると、インプラントに負担がかかったり、かぶせものの破損に繋がります。そのためインプラントのかぶせものにはかなりの精度が必要になります。⾼い精度を実現するためにはインプラントの知識や特別な技術を有する専⾨の技⼯⼠が必須となります。当院ではインプラント専⾨のデジタル技⼯所を併設し、専属の⻭科技⼯⼠が常駐しております。